「渡島中山峠」の版間の差分

(3代目の写真など)
 
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|開通        =  
|開通        =  
|閉鎖        = 2023(令和5)年12月6日6:00
|閉鎖        = 2023(令和5)年12月6日6:00
|現況        = {{現役}}
|現況        = {{廃止}}<BR>Co塗固
|延長        = 579.8m+スノーシェッド160.0m
|延長        = 579.8m+スノーシェッド160.0m
|内空断面画像 = 道路
|内空断面画像 = 道路
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|注釈        = 1998(平成10)年照明改修
|注釈        = 1998(平成10)年照明改修
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1代目のトンネル開通によって最大の難所は改善されたがそれ以降も中山峠は依然として険路であることに変わりはなかった。特に第2次世界大戦中は最低限の補修さえままならずむしろ危険が増していたため、中山峠は国道に昇格され1958(昭和33)年より改修に着手した。トンネルは1962(昭和37)年12月着工、1966(昭和41)年3月竣工。
1代目のトンネル開通によって最大の難所は改善されたがそれ以降も中山峠は依然として険路であることに変わりはなかった。特に第2次世界大戦中は最低限の補修さえままならずむしろ危険が増していたため、中山峠は国道に昇格され1958(昭和33)年より改修に着手した。トンネルは1962(昭和37)年12月着工、1966(昭和41)年3月竣工。3代目が開通して廃止されると、スノーシェッドは解体されトンネルの坑口は2025(令和7)年にコンクリートで密閉された。
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|管理者      = 函館開発建設部江差道路事務所
|管理者      = 函館開発建設部江差道路事務所
|施工者      = 松本・森川特定建設工事共同企業体
|施工者      = 松本・森川特定建設工事共同企業体
|設計者      =  
|設計者      = ドーコン
|工事費      =  
|工事費      =  
|着工        = 2021(令和3)年2月5日
|着工        = 2021(令和3)年2月5日
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|注釈        =  
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2代目トンネルが老朽化し、また防災の面からも必要が生じ3代目が計画された。2013(平成25)年に渡島中山防災事業として事業化し、トンネルとその前後1.4kmを整備した。トンネルは2021(令和3)年6月終点側(厚沢部方)から片押しで掘進を開始し、2022(令和4)年6月23日に貫通、7月12日には坑内で貫通式が催された。2023(令和5)年11月8日6:00に2代目と3代目で上下線を分かつセパレート交通を開始、12月6日6:00に3代目は全面開通し、2代目は即日通行止めとなった。2024(令和6)年1月31日までの工期で付帯工事を行っている。
2代目トンネルが老朽化し、また防災の面からも必要が生じ3代目が計画された。2013(平成25)年に渡島中山防災事業として事業化し、トンネルとその前後1.4kmを整備した。トンネルは2021(令和3)年6月終点側(厚沢部方)から片押しで掘進を開始し、2022(令和4)年6月23日に貫通、7月12日には坑内で貫通式が催された。2023(令和5)年11月8日6:00に2代目と3代目で上下線を分かつセパレート交通を開始、12月6日6:00に3代目は全面開通し、2代目は即日通行止めとなった。2024(令和6)年1月31日までの工期で付帯工事を行った。
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