金山 (金山峠)

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かなやま
金山

北海道 トンネルwiki ID:577872

占冠側の坑口
占冠側の坑口

基礎情報
振興局
Temp map kamikawa subpref.png 上川
総合振興局
起点
住所 空知郡南富良野町字金山
座標 43.095511,142.398493
終点
住所 勇払郡占冠村字占冠
座標 43.094347,142.392924
図名
20万 5万 2.5万
夕張岳 石狩金山 石狩金山
用途 道路
路線名 一般国道237号
管理者 旭川開発建設部
施工者 荒井建設
設計者 北海道開発コンサルタント
工事費 5億2900万円
着工 1968(昭和43)年7月
竣工 1971(昭和46)年10月
現況 現役
延長 455.5m

Temp cross section road.png
総幅員
=8.00m
車道幅員
=6.00m
中央高
=5.90m
有効高
=(N/A)
建築限界高
=4.5m
坑門
型式
起点 ベルマウス
終点 ベルマウス
掘削
工法
矢板
覆工 Co T=50cm
舗装 As T=19cm
照明 ナトリウム×88
換気 自然
排水 サイドドレーン
等級
Temp tunnel class D.png
非常用
設備
消火器×2


金山トンネルは金山峠にあるトンネル。

南に占冠村字占冠、北に南富良野町字金山があり、同地は胆振国と石狩国の国境、また分水嶺である。峠の標高はおよそ517m。

南の占冠村は太平洋に注ぐ鵡川水系上流部に拓かれた村であるが流域には陸上交通において難所となる箇所が存在し開拓初期はこの金山峠を越えてきたの金山駅へ向かうルートがよく利用された。このルートは1908(明治41)年に殖民道路として建設が始まり1910(明治43)年5月に開通した。1928(昭和3)年には総工費4万1千余円をかけ改良し、道路は準地方費道浦河旭川線となった。その後地方費道、2級国道と昇格し現在は一般国道237号である。1951(昭和26) - 1953(昭和28)年、峠北側の屈曲した線形(通称馬鹿曲り)を始め大改修を実施。1954(昭和29)年より除雪が入り冬季の通行が可能となった。