青山トンネルは国道451号の青山越と呼ばれる峠に設けられた道路トンネルである。国道451号の源流となる滝川 - 浜益間の道路は1905(明治38)年頃に開通した。現在の青山トンネルは察来山の南を通っているが、当時は北側にサミットがあり清水峠と呼ばれていた。この道は現在廃道であり一部は徳富ダム・新十津川ダムの湖底に沈んでいる。

1代目

あおやま
青山

北海道 トンネルwiki ID:385249

 
浜益方坑口

基礎情報
振興局
  空知
総合振興局
  石狩
振興局
起点
住所 樺戸郡新十津川町字幌加
座標 43.548144,141.626333
終点
住所 石狩郡当別町字青山奥四番川
座標 43.549073,141.624820
図名
20万 5万 2.5万
留萌 吉野 四番川
南幌加
用途 道路
路線名 準地方費道10号浜益滝川停車場線(1920-1954)
北海道道24号滝川浜益線(1954-)
竣工 1940(昭和15)年
現況 廃止
延長 151.0m

 
総幅員
=4.0m
車道幅員
=(N/A)
中央高
=(N/A)
有効高
=(N/A)
建築限界高
=3.5m
覆工 Co
舗装 未舗装

1916(大正5)年改修が行われ青山越が使われるようになった。この時青山トンネルがあったかどうかは不明である。銘鈑には「昭和十六年竣工」(1941年)とあるので巻き立てあるいは坑門工はこの年のものか。

2代目

あおやま
青山

北海道 トンネルwiki ID:135300

 
滝川方坑口

基礎情報
振興局
  空知
総合振興局
  石狩
振興局
起点
住所 樺戸郡新十津川町字幌加
座標 43.546639,141.627218
終点
住所 石狩郡当別町字青山奥四番川
座標 43.548420,141.623592
図名
20万 5万 2.5万
留萌 吉野 四番川
南幌加
用途 道路
路線名 北海道道24号滝川浜益線(-1993)
一般国道451号(1993-)
施工者 飛島建設
設計者 北海道開発コンサルタント
工事費 2億1200万円
着工 1965(昭和40)年4月
竣工 1967(昭和42)年7月
開通 1967(昭和42)年
現況 現役
延長 329.0m

 
総幅員
=7.00m
車道幅員
=6.00m
中央高
=5.33m
有効高
=(N/A)
建築限界高
=4.5m
坑門
型式
起点 面壁
終点 面壁
掘削
工法
矢板
覆工 Co T=50cm
舗装 As T=20cm
照明 ナトリウム×22
換気 自然
排水 サイドドレーン
等級
 
非常用
設備
無し

1964(昭和39)年より改良および舗装事業があり、曲線の緩和、勾配の平滑化、橋梁架替などが行われ青山トンネルは2代目へと付替えられ1967(昭和42)年に開通した。