「嵐山 (函館本線)」の版間の差分

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出火地点は417k324m(伊納駅側坑口から約500m地点)で、断熱防水板に高圧電流が流れたため発火したと推定された。断熱防水板はつららが発生しないようトンネルの覆工面に設置される断熱材付き防水板。大きさ1m×2m、厚さ5cm、ABS樹脂とポリエチレンフォーム製で、覆工面へアンカーボルトで固定されていた。火災によるトンネルへの被害は漏水防止工・トリカルネット損傷が450m、トロリー・き線損傷が550m、側壁のケーブル損傷が670m、軌道の損傷が30mに及んだ。
出火地点は417k324m(伊納駅側坑口から約500m地点)で、断熱防水板に高圧電流が流れたため発火したと推定された。断熱防水板はつららが発生しないようトンネルの覆工面に設置される断熱材付き防水板。大きさ1m×2m、厚さ5cm、ABS樹脂とポリエチレンフォーム製で、覆工面へアンカーボルトで固定されていた。火災によるトンネルへの被害は漏水防止工・トリカルネット損傷が450m、トロリー・き線損傷が550m、側壁のケーブル損傷が670m、軌道の損傷が30mに及んだ。


運行を予定した列車は終日深川駅 - 旭川駅間でバスによる代行輸送を行い、トンネルは応急工事がされ、12月29日に完了し徐行運転で列車の運行が再開された。
運行を予定した列車は終日運休し深川駅 - 旭川駅間でバスによる代行輸送を行い、トンネルは応急工事がされ、12月29日に完了し徐行運転で列車の運行が再開された。この間普通・特急合わせ233本が運休し年末の帰省ラッシュに大きな影響が出た。


トンネルの修繕は2016(平成28)年5月に着手。不燃化対策を施した断熱防止板を設置、剥落防止工の設置、覆工コンクリートの補強、最後にケーブル移設等の残工事を行い2019(令和元)年9月にすべての修繕工事を完了した。
トンネルの修繕は2016(平成28)年5月に着手。不燃化対策を施した断熱防止板を設置、剥落防止工の設置、覆工コンクリートの補強、最後にケーブル移設等の残工事を行い2019(令和元)年9月にすべての修繕工事を完了した。