尾札部

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おさつべ
尾札部

北海道 トンネルwiki ID:851925

尾札部側坑口、左は旧道
尾札部側坑口、左は旧道

基礎情報
振興局
Temp map oshima subpref.png 渡島
総合振興局
起点
住所 函館市尾札部町
座標 41.892642,141.025604
終点
住所 函館市尾札部町
座標 41.892143,141.024317
図名
20万 5万 2.5万
尻屋崎 尾札部 尾札部
用途 道路
路線名 一般国道278号
管理者 函館開発建設部
施工者 大成・竹中土木・新谷共同企業体
設計者 北海道開発コンサルタント
工事費 1億6800万円
着工 1973(昭和48)年6月
竣工 1974(昭和49)年12月
現況 現役
延長 130.4m

Temp cross section road.png
総幅員
=9.25m
車道幅員
=6.00m
中央高
=6.48m
有効高
=(N/A)
建築限界高
=4.5m
坑門
型式
起点 ベルマウス
終点 ベルマウス
掘削
工法
矢板
覆工 Co
舗装 Co T=25cm
照明 ナトリウム×80
換気 自然
排水 サイドドレーン
等級
Temp tunnel class D.png
非常用
設備
無し

尾札部トンネルは国道278号の函館市尾札部町の東、黒鷲岬にあるトンネルである。

尾札部市街から北西に向かう道路は1930(昭和5)年には自動車が通行できる道路ができていた。反対に当たる東方向は黒鷲岬にさえぎられ荷車の通れない道となっていたが、1931(昭和6)年に付け替えが行われ乗合自動車が運行されるようになった。昭和40年代に入ると滝の沢トンネルの完成により国道278号が全通したことで、工事は道路の拡幅に移っていった。バイパスや新道が各所で作られ、新たなトンネルも掘削された(銚子古部など)。この流れの中で崖と海に挟まれ旧カーブした黒鷲岬の道路は当トンネルに付け替えられた。