朝里 (国道5号)
あさり
朝里
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朝里トンネルは国道5号小樽 - 札幌間にあったトンネル。地質は集塊岩及び凝灰岩により成り、札幌方から方押しで掘進した。札幌方坑口前は朝里川が流れ、鈑桁3径間の朝里橋が1934(昭和9)年架けられた。
本トンネルは1932(昭和7)年完成で、北海道の国道トンネルの中ではかなり古い部類であり、また札幌市と小樽市の都市を結ぶ大動脈であったが、トンネルは狭く、朝里橋は老朽化していた。よって朝里地区の道路拡幅に合わせトンネルと朝里橋を廃し、北隣に新道を建設する工事が行われた。1967(昭和42)年着工、1969(昭和44)年竣工、総工費3億8500万円。新道の開通後朝里橋は撤去され、トンネルは崩れる危険があったため埋め戻された。