小別沢
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小別トンネルは札幌市西区小別沢と中央区宮の森に跨るトンネル。
1代目
こべつざわ
小別沢
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1代目は1927(昭和2)年頃、札幌市街地への農作物輸送時間の短縮を図るため、地元住民が資金を出し合い建設を始めたものである。掘削は発破と鑿による手掘りで、完成時は素掘であった。全長は資料によりまちまちである。『北海道の道路トンネル 第1集』では108.0m、『北海道新聞』2001年9月22日付では135mとなっており誤差では起こりえない開きが見られる。1955(昭和30)年札幌市道に指定。以降モルタル吹き付けや照明取り付けが行われた。しかし1車線のこのトンネルは時にじゅうたいを引き起こし老朽化も激しくなっていたため、1999(平成11)年新道の建設が着手した。中央区方の坑口は新トンネルと重なるため2002年3月1日から通行止めとなり、埋め戻しが施された。西区方の坑口は地主の意向で残されている。
名物として
晩年の小別沢トンネルは札幌市街から近い立地でありながら、時代錯誤な断面の小ささに、暗い坑内、周囲は森という環境にあり、オカルトスポットとして知られていた。
2代目
こべつさわ
小別沢
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2代目の小別沢トンネルは旧戸別沢トンネルの北側に掘られた。2002(平成13)年2月に掘削を開始、翌年開通した。