「熊別坂」の版間の差分

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|用途        = 道路
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|管理者      =  
|管理者      = 函館開発建設部函館道路事務所
|施工者      = 戸田・新井共同企業体
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|設計者      = 北海道開発コンサルタント
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|用途        = 道路
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|施工者      = 戸田建設
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|用途        = 道路
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|管理者      = 函館市
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2024年4月19日 (金) 16:40時点における最新版

通称熊別坂は函館市(旧戸井町)に位置し、津軽海峡に突き出した「オカムイ」と呼ばれる岬を越える峠である。地形図はじめ多くの地図に名前は記載されていないが、武井ノ島や戸井漁港のある岬と書けば凡そその位置がわかるだろう。ここには国道278号に2本、その旧道に2本のトンネルが掘られた。

亀田半島沿岸を周遊する海岸道路は急峻な地形に阻まれ山道を徒歩で越える箇所がいくつもあり、熊別坂もその一つであった。馬車が通じるよう改良が始まったのは明治時代で、函館方面から戸井までは1910(明治43)年に改修が行われその後客馬車が通うようになった。しかし戸井以東の熊別坂や原木峠日浦峠は依然として旧山道に頼っており道路の開発が望まれていた。1923(大正12)年北海道庁により函館から椴法華までの道路開削が着手、1927(昭和2)年5月には戸井1号戸井2号の2本のトンネルがオカムイに誕生し熊別坂は旧道となった。352,719円63銭の費用をかけたこの工事は1932(昭和7)年3月29日に竣工し函館 - 椴法華間の自動車道が確保された。なおこの工事によって誕生したトンネルはほかに原木1 - 7号日浦1 - 8号がある。戦後になり戸井1号は武井、戸井2号は戸井に改称された。のちに2本は新トンネルに切り替えられ、旧武井は恵山町道(現函館市道)に降格、旧戸井は廃止された。

むい
武井

北海道 トンネルwiki ID:501287

浜町方坑口
浜町方坑口

基礎情報
振興局
Temp map oshima subpref.png 渡島
総合振興局
起点
住所 函館市浜町
座標 41.721258,141.022568
終点
住所 函館市浜町
座標 41.720573,141.023769
図名
20万 5万 2.5万
尻屋崎 恵山 戸井
用途 道路
路線名 一般国道278号
管理者 函館開発建設部函館道路事務所
施工者 戸田・新井共同企業体
設計者 北海道開発コンサルタント
工事費 5億4100万円
着工 1974(昭和49)年7月
竣工 1975(昭和50)年12月
現況 現役
延長 128.0m

Temp cross section road.png
総幅員
=11.00m
車道幅員
=6.00m
中央高
=7.70m
有効高
=(N/A)
建築限界高
=4.5m
坑門
型式
起点 ベルマウス
終点 ベルマウス
掘削
工法
矢板
覆工 Co T=80-157cm
舗装 Co
照明 ナトリウム×76
換気 自然
排水 サイドドレーン
等級
Temp tunnel class D.png
非常用
設備
無し
とい
戸井

北海道 トンネルwiki ID:414701

浜町方坑口とオカムイの断崖
浜町方坑口とオカムイの断崖

基礎情報
振興局
Temp map oshima subpref.png 渡島
総合振興局
起点
住所 函館市浜町
座標 41.720273,141.026328
終点
住所 函館市新二見町
座標 41.721390,141.028855
図名
20万 5万 2.5万
尻屋崎 恵山 戸井
用途 道路
路線名 北海道道112号尾札部戸井函館線(1954-1970)
一般国道278号(1970-)
管理者 函館開発建設部函館道路事務所
施工者 戸田建設
設計者 函館開発建設部
工事費 1億8000万円
着工 1967(昭和42)年6月
竣工 1969(昭和44)年12月
現況 現役
延長 250m

Temp cross section road.png
総幅員
=8.00m
車道幅員
=6.0m
中央高
=(N/A)
有効高
=(N/A)
建築限界高
=4.5m
坑門
型式
起点 面壁
終点 面壁
掘削
工法
矢板
覆工 Co T=50cm
舗装 Co
照明 ナトリウム×127
換気 自然
排水 サイドドレーン
等級
Temp tunnel class D.png
非常用
設備
無し
1987(昭和62)年照明増灯
むい(といいちごう)
武井(戸井1号)

北海道 トンネルwiki ID:795058

新二見町方坑口
新二見町方坑口

基礎情報
振興局
Temp map oshima subpref.png 渡島
総合振興局
起点
住所 函館市浜町
座標 41.720497,141.022219
終点
住所 函館市浜町
座標 41.720297,141.022428
図名
20万 5万 2.5万
尻屋崎 恵山 戸井
用途 道路
路線名 準地方費道12号函館椴法華線(-1954)
北海道道112号尾札部戸井函館線(1954-1970)
一般国道278号(1970-?)
函館市道浜町9号線(?-)
管理者 函館市
竣工 1927(昭和2)年5月(新設工事)
1952(昭和27)年(改良工事)
現況 現役
延長 11.00m

Temp cross section road.png
総幅員
=5.50m
車道幅員
=5.00m
中央高
=(N/A)
有効高
=(N/A)
建築限界高
=4.0m
覆工 Co
舗装 As
照明 無し
換気 自然
とい(といにごう)
戸井(戸井2号)

北海道 トンネルwiki ID:754065

新二見町方坑口
新二見町方坑口

基礎情報
振興局
Temp map oshima subpref.png 渡島
総合振興局
起点
住所 函館市浜町
座標 41.720421,141.026216
終点
住所 函館市新二見町
座標 41.721510,141.028715
図名
20万 5万 2.5万
尻屋崎 恵山 戸井
用途 道路
路線名 準地方費道12号函館椴法華線(-1954)
北海道道112号尾札部戸井函館線(1954-)
竣工 1940(昭和15)年(改良工事)
1953(昭和28)年(改良工事)
現況 廃止
金網による閉鎖、内部崩落
延長 228.60m

Temp cross section road.png
総幅員
=5.50m
車道幅員
=5.00m
中央高
=(N/A)
有効高
=(N/A)
建築限界高
=4.0m
覆工 Co
舗装 未舗装