「朝里 (国道5号)」の版間の差分

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'''朝里トンネル'''は国道5号小樽 - 札幌間にあったトンネル。地質は集塊岩及び凝灰岩により成り、札幌方から片押しで掘進した。札幌方坑口前は朝里川が流れ、鈑桁3径間の朝里橋が1934(昭和9)年架けられた。
'''朝里トンネル'''は国道5号小樽 - 札幌間にあったトンネル。地質は集塊岩及び凝灰岩により成り、札幌方から片押しで掘進した。札幌方坑口前は朝里川が流れ、鈑桁3径間の朝里橋が1934(昭和9)年架けられた。


本トンネルは1932(昭和7)年完成で、北海道の国道トンネルの中ではかなり古い部類であり、また札幌市と小樽市の都市を結ぶ大動脈であったが、トンネルは狭く、朝里橋は老朽化していた。よって朝里地区の道路拡幅に合わせトンネルと朝里橋を廃し、北隣に新道を建設する工事が行われた。1967(昭和42)年着工、1969(昭和44)年竣工、総工費3億8500万円。新道の開通後朝里橋は撤去され、トンネルは崩れる危険があったため埋め戻された。
本トンネルは1932(昭和7)年完成で、北海道の国道トンネルの中ではかなり古い部類であり、また札幌市と小樽市の都市を結ぶ大動脈であったが、トンネルは狭く、朝里橋は老朽化していた。よって朝里地区の道路拡幅に合わせトンネルと朝里橋を車道として廃止し、北隣に新道を建設する工事が行われた。1967(昭和42)年着工、1969(昭和44)年竣工、総工費3億8500万円。新道の開通後朝里橋及びトンネルは歩行者用として使用されたが、その後国道の4車線化に際し崩れる危険があったため埋め戻された廃止された。


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2024年3月19日 (火) 21:46時点における最新版

あさり
朝里

北海道 トンネルwiki ID:670539
基礎情報
振興局
Temp map shiribeshi subpref.png 後志
総合振興局
起点
住所 小樽市桜3丁目
座標 43.179050,141.050146
終点
住所 小樽市桜3丁目
座標 43.178777,141.051289
図名
20万 5万 2.5万
札幌 小樽東部 小樽東部
用途 道路
路線名 国道4号(-1952)
1級国道5号(1952-1965)
一般国道5号(1965-)
施工者 北海道庁札幌土木事務所
工事費 98万7693円
着工 1931(昭和6)年5月13日
竣工 1932(昭和7)年3月7日
現況 廃止
埋め戻し
延長 100.00m

Temp cross section road.png
総幅員
=7.50m
車道幅員
=5.00m
中央高
=5.80m
有効高
=4.0m
建築限界高
=6.0m
坑門
型式
起点 面壁
終点 面壁
覆工 Co
舗装 As
換気 自然
排水 サイドドレーン

朝里トンネルは国道5号小樽 - 札幌間にあったトンネル。地質は集塊岩及び凝灰岩により成り、札幌方から片押しで掘進した。札幌方坑口前は朝里川が流れ、鈑桁3径間の朝里橋が1934(昭和9)年架けられた。

本トンネルは1932(昭和7)年完成で、北海道の国道トンネルの中ではかなり古い部類であり、また札幌市と小樽市の都市を結ぶ大動脈であったが、トンネルは狭く、朝里橋は老朽化していた。よって朝里地区の道路拡幅に合わせトンネルと朝里橋を車道として廃止し、北隣に新道を建設する工事が行われた。1967(昭和42)年着工、1969(昭和44)年竣工、総工費3億8500万円。新道の開通後朝里橋及びトンネルは歩行者用として使用されたが、その後国道の4車線化に際し崩れる危険があったため埋め戻された廃止された。