「永豊1号」の版間の差分
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'''永豊1号トンネル'''は島牧村大平にあったトンネル。[[大平]]トンネル旧道にあまたあるトンネルのうち最も北に位置する。東側坑口は崩落により閉塞しているが、西側坑口は開口している。覆工はコンクリートブロックが主に、西側では木を組んでアーチとしている。 | |||
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2020年12月3日 (木) 22:22時点における版
ながとよいちごう
永豊1号
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永豊1号トンネルは島牧村大平にあったトンネル。大平トンネル旧道にあまたあるトンネルのうち最も北に位置する。東側坑口は崩落により閉塞しているが、西側坑口は開口している。覆工はコンクリートブロックが主に、西側では木を組んでアーチとしている。
木工覆工
古いトンネルの内面は素掘りを除くと覆工の材料はコンクリート・煉瓦が大多数を占めるが、ごく少数木が使用されたこともある。木による覆工は建設コストの安さ・工期の短縮・施工の容易さの3つの利点のため、仮工事や北海道の鉄道黎明期に見られた。しかし木は腐るためおよそ3年で交換を要し、蒸気機関車の煤煙で火災の危険もあり採用は少ないようである。アメリカでは木工覆工の焼失により煉瓦もしくは石による覆工をし直している。北海道で現存する木工覆工は本トンネル、永豊1号トンネルが唯一の例か。