「冷水 (冷水峠)」の版間の差分

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|振興局      = 後志総合振興局
|振興局      = 後志総合振興局
|起点        = 余市郡仁木町<BR>43.123849, 140.828354
|起点        = 余市郡仁木町<BR>43.123849, 140.828354
|終点        = 赤井川村字日ノ出<BR>43.114259, 140.820238
|終点        = 余市郡赤井川村字日ノ出<BR>43.114259, 140.820238
|20万図名    = 岩内
|20万図名    = 岩内
|5万図名      = 仁木
|5万図名      = 仁木
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'''冷水トンネル'''は赤井川村・余市町・仁木町に跨る冷水峠にあるトンネル。
'''冷水トンネル'''は赤井川村・余市町・仁木町に跨る冷水峠にあるトンネル。


赤井川村には二重の環状陥没地形があり、内側を赤井川カルデラ・外側を余市川カルデラと呼ばれる。赤井川カルデラは内径6-7kmで内側との比高は100-400mである。カルデラの南側には外輪山が途切れ、カルデラ内の水を集めた赤井川が流出する。盆地をはさんで反対になる北側の外輪山は大黒山と元服山の峰々があり鞍部に道道36号の冷水峠が乗っ越している。
赤井川村には二重の環状陥没地形があり、内側が赤井川カルデラ・外側が余市川カルデラと呼ばれる。赤井川カルデラは内径6-7kmで内側との比高は100-400mである。カルデラの南側では外輪山が途切れ、カルデラ内の水を集めた赤井川が流出する。盆地をはさんで反対になる北側の外輪山には大黒山と元服山の峰々があり鞍部に道道36号の冷水峠が乗っ越している。


冷水峠は標高約344m。1887(明治20)年頃に狩分け道として徒歩道が築かれ、いくつか世代を重ねた後現在の車道が出来上がったが、急カーブが連続し、冬季は雪により通行止めになることもしばしばあった。しかしカルデラ内に小売店が僅少で経済活動は峠の向こうの余市町に依存しているところもあり、峠道のトンネル化が持ち上がった。峠のうち急坂・急カーブが集まるサミット前後約4.5kmの道のりを2,550mまで短縮し、冷水トンネルが中核をなす。トンネルの開通により旧道は即日冬季通行止めとなったが、現在に至るまで廃止はされていない。
冷水峠は標高約344m。1887(明治20)年頃に刈分け道として徒歩道が築かれ、いくつか世代を重ねた後現在の車道が出来上がったが、急カーブが連続し、冬季は雪により通行止めになることもしばしばあった。しかしカルデラ内に小売店が僅少で経済活動は峠の向こうの余市町に依存しているところもあり、峠道のトンネル化が持ち上がった。峠のうち急坂・急カーブが集まるサミット前後約4.5kmの道のりを2,550mまで短縮し、冷水トンネルが中核をなす。トンネルの開通により旧道は即日冬季通行止めとなったが、現在に至るまで廃止はされていない。


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2020年12月3日 (木) 22:17時点における版

ひやみず
冷水

基礎情報
振興局 後志総合振興局
図名
20万 5万 2.5万
岩内 仁木 仁木
用途 道路
路線名 北海道道36号余市赤井川線
施工者 大林・札建特定建設工事共同企業体
着工 2008(平成20)年10月
竣工 2011(平成23)年11月
開通 2012(平成24)年2月20日11:30
現況 現役
延長 1,281m
掘削
工法
NATM


冷水トンネルは赤井川村・余市町・仁木町に跨る冷水峠にあるトンネル。

赤井川村には二重の環状陥没地形があり、内側が赤井川カルデラ・外側が余市川カルデラと呼ばれる。赤井川カルデラは内径6-7kmで内側との比高は100-400mである。カルデラの南側では外輪山が途切れ、カルデラ内の水を集めた赤井川が流出する。盆地をはさんで反対になる北側の外輪山には大黒山と元服山の峰々があり鞍部に道道36号の冷水峠が乗っ越している。

冷水峠は標高約344m。1887(明治20)年頃に刈分け道として徒歩道が築かれ、いくつか世代を重ねた後現在の車道が出来上がったが、急カーブが連続し、冬季は雪により通行止めになることもしばしばあった。しかしカルデラ内に小売店が僅少で経済活動は峠の向こうの余市町に依存しているところもあり、峠道のトンネル化が持ち上がった。峠のうち急坂・急カーブが集まるサミット前後約4.5kmの道のりを2,550mまで短縮し、冷水トンネルが中核をなす。トンネルの開通により旧道は即日冬季通行止めとなったが、現在に至るまで廃止はされていない。