「虎杖浜 (国道36号)」の版間の差分
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{{基礎情報 | {{基礎情報 | ||
|よみ | |よみ = こじょうはま | ||
|名称 | |名称 = 虎杖浜 | ||
|画像 | |画像 = | ||
|画像説明 | |画像説明 = | ||
|振興局 | |地図 = | ||
| | |振興局 = 胆振総合振興局 | ||
|20万図名 | |起点 = 白老郡白老町字虎杖浜<BR>42.456707, 141.191944 | ||
|5万図名 | |終点 = 白老郡白老町字虎杖浜<BR>42.457823, 141.196182 | ||
|2.5万図名 = 登別温泉 | |20万図名 = 苫小牧 | ||
|用途 | |5万図名 = 登別温泉 | ||
|路線名 | |2.5万図名 = 登別温泉 | ||
|管理者 | |用途 = 道路 | ||
|施工者 | |路線名 = 1級国道36号(-1965)<br>一般国道36号(1965-) | ||
|設計者 | |管理者 = | ||
|工事費 | |施工者 = 伊藤組 | ||
|着工 | |設計者 = | ||
|竣工 | |工事費 = 9500万円 | ||
|開通 | |着工 = 1958(昭和33)年4月 | ||
|閉鎖 | |竣工 = 1959(昭和34)年10月 | ||
|現況 | |開通 = | ||
| | |閉鎖 = | ||
|総幅員 | |現況 = 閉鎖・埋め戻し | ||
| | |延長 = 370.0m | ||
|坑門型式 | |総幅員 = 8.20m | ||
|掘削工法 | |車道幅員 = 6.0m | ||
|覆工 | |軌間・軌道数 = | ||
|舗装 | |中央高 = | ||
|照明 | |建築限界高 = 4.2m | ||
| | |有効高 = | ||
| | |電化/非電化 = | ||
|坑門型式 = 面壁 | |||
|掘削工法 = 矢板・オープンカット | |||
|覆工 = Co | |||
|舗装 = Co・As併用 | |||
|照明 = ナトリウム×143 | |||
|換気 = 自然 | |||
|排水 = サイドドレーン | |||
|トンネル等級 = B | |||
|非常用設備 = 非常電話×4<BR>通報装置×4<BR>警報装置×2<BR>消火器×7 | |||
|注釈 = 1987(昭和62)年照明増灯 | |||
}} | }} | ||
2020年10月22日 (木) 16:40時点における版
こじょうはま
虎杖浜
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虎杖浜トンネルは国道36号の白老町虎杖浜付近に存在したトンネル。施工時に崩落が発生したため中央付近約50mがオープンカット工法となっていた。坑口でも崩落が発生した。
廃止化
虎杖浜トンネルは道路構造令の基準以下の車道巾員で、建築限界高4.2m・高さ制限3.8mとやや低く、海コントレーラなどの通行に支障があった。また国道36号は交通量増加より各所で4車線化が行われたがトンネルを含む区間は2車線のままであった。よってトンネルを廃止し4車線の道路を築造する必要が生じた。1989(平成元)年、事業化及び工事着手し白老町虎杖浜から登別市登別港町2丁目までの4.6km間を3種1級の4車線に拡幅する一般国道36号登別拡幅事業がスタートした。1990(平成2)年から工事の完了した箇所を順次開通し最後に残ったのが虎杖浜トンネル前後の1.7kmである。当初は2007(平成19)年度に事業を完了する計画であったが用地処理及び埋蔵文化財調査に時間を要し2011(平成22)年度にずれ込んだ。埋蔵文化財では住居跡や土器などが発見された。トンネル付近はトンネルの南側(海側)の丘陵をオープンカットしトンネルと並行した切通を設けることになった。トンネルの供用を続けながら近傍を大きく開削するわけだが虎杖浜トンネルは先に述べたが施工時に崩落を起こしてその部分をオープンカット工法としたが詳細が記録されておらず、トンネル自体の老朽化も著しいことからオープンカットによるトンネルへの影響が懸念された。また軟質な火山灰が複雑に分布し旧沢地形が散見されるなどし工事は難航した。2009(平成21)年10月5日10:00旧トンネルと新道を上下線で分かつセパレート通行が開始、11月2日に2車線が暫定開通、2011(平成23)年3月10日11:00に4車線の供用が開始され、トンネルは廃止・埋め戻しが為された。