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{{基礎情報 | {{基礎情報 | ||
|よみ | |よみ = まきば | ||
|名称 | |名称 = まきば | ||
|画像 | |TID = 143773 | ||
|画像説明 | |画像 = 20240122133858DSC 0034.jpg | ||
|振興局 | |画像説明 = 西側坑口 | ||
| | |地図 = | ||
|用途 | |振興局 = {{日高}} | ||
|路線名 | |起点住所 = 浦河郡浦河町東町ちのみ3丁目 | ||
|管理者 | |起点北緯 = 42.167284 | ||
|施工者 | |起点東経 = 142.788625 | ||
|工事費 | |終点住所 = 浦河郡浦河町常盤町 | ||
|着工 | |終点北緯 = 42.167479 | ||
|竣工 | |終点東経 = 142.786415 | ||
|開通 | |20万図名 = 浦河 | ||
|閉鎖 | |5万図名 = 西舎 | ||
|現況 | |2.5万図名 = 西舎 | ||
| | |用途 = 道路 | ||
|総幅員 | |路線名 = {{浦河町道まきば通線}} | ||
| | |管理者 = 浦河町建設課 | ||
| | |施工者 = フジタ・西江・北興特定建設工事共同企業体 | ||
|掘削工法 | |設計者 = 住鉱コンサルタント | ||
|覆工 | |工事費 = | ||
|舗装 | |着工 = | ||
|照明 | |竣工 = 2005(平成17)年3月 | ||
| | |開通 = 2005(平成17)年11月19日 | ||
| | |閉鎖 = | ||
|現況 = {{現役}} | |||
|延長 = 190.0m | |||
|内空断面画像 = 道路 | |||
|内空断面画像2= | |||
|総幅員 = 12.5m | |||
|車道幅員 = 6.00m | |||
|中央高 = 7.050m | |||
|有効高 = 4.7m | |||
|建築限界高 = | |||
|電化/非電化 = | |||
|軌道数 = | |||
|軌間 = | |||
|起点坑門型式 = | |||
|終点坑門型式 = | |||
|掘削工法 = {{NATM}} | |||
|覆工 = Co T=45cm | |||
|舗装 = Co T=20cm | |||
|照明 = LED | |||
|換気 = 自然 | |||
|排水 = | |||
|トンネル等級 = {{等級D}} | |||
|非常用設備 = | |||
|注釈 = | |||
}} | }} | ||
'''まきばトンネル'''は浦河町にある町道のトンネル。 | '''まきばトンネル'''は浦河町にある町道のトンネル。 | ||
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== 建設工事 == | == 建設工事 == | ||
=== 共下がり === | === 共下がり === | ||
本トンネルは土被りが最大で約22m、著しく破砕された泥岩の地質で、両坑口は偏圧を受ける地形で亀裂に富む地すべり地形であった。終点側(西側)から掘削を始め約17m地点に達した段階で地表・坑内で200mmを超える共下がりが発生し掘削が中止に追い込まれた。対策工およびトンネル上にある上水道配水池の移設により工事は再開した。 | |||
=== 地震 === | === 地震 === | ||
2003(平成15)年9月26日十勝沖地震が発生し本トンネルの所在する浦河町では震度6弱を観測し、余震でも震度6弱を1回観測した。この地震によるトンネル工事への大きな影響は無かったが、地震動がトンネル工事時の地山に与える影響について報告されている。 | |||
== ギャラリー == | |||
<gallery> | |||
ファイル:20240122134418DSC 0043.jpg|東側坑口 | |||
ファイル:20240122134036DSC 0037.jpg|坑内 | |||
ファイル:20240122134252DSC 0038.jpg|工事銘板 | |||
</gallery> | |||
{{デフォルトソート:まきは}} | |||
[[カテゴリ:1000m未満のトンネル|190]] | |||
[[カテゴリ:2005年開通]] |
2024年4月18日 (木) 17:34時点における最新版
まきば
まきば
北海道 トンネルwiki ID:143773 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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まきばトンネルは浦河町にある町道のトンネル。
背景
本トンネルの周辺地域は平坦地が少なく、並行した沢沿いに宅地が広がり、それぞれの地域をつなぐ幹線道路は海沿いの国道のみであった。そのため交通が国道に集中しやすく、海沿いのために津波発生時に避難路が必要とされていた。本トンネルの属する路線は内陸部にその代替路を確保するものである。トンネルを含む895mの区間が開通し町道まきば通り線は浦河町常盤町 - 同東町が結ばれた。町道まきば通線は全線が開通すると緑町 - 東町間3,679mが結ばれることとなる。すでに設計・調査・測量・埋蔵文化財発掘調査・環境調査を終えており、完成は早くとも2023(令和5)年以降になる見込みである。
建設工事
共下がり
本トンネルは土被りが最大で約22m、著しく破砕された泥岩の地質で、両坑口は偏圧を受ける地形で亀裂に富む地すべり地形であった。終点側(西側)から掘削を始め約17m地点に達した段階で地表・坑内で200mmを超える共下がりが発生し掘削が中止に追い込まれた。対策工およびトンネル上にある上水道配水池の移設により工事は再開した。
地震
2003(平成15)年9月26日十勝沖地震が発生し本トンネルの所在する浦河町では震度6弱を観測し、余震でも震度6弱を1回観測した。この地震によるトンネル工事への大きな影響は無かったが、地震動がトンネル工事時の地山に与える影響について報告されている。