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{{基礎情報
{{基礎情報
|よみ     =  
|よみ         = ながとよいちごう
|名称     = 永豊1号
|名称         = 永豊1号
|画像     = 20120430162848DSC_0681.JPG
|TID          = 254853
|画像説明 = 坑内の木工覆工
|画像         = 20120430162848DSC_0681.JPG
|振興局   = 後志総合振興局
|画像説明     = 坑内の木工覆工
|都市     = 島牧郡島牧村
|地図        =
|用途     = 道路
|振興局       = {{後志}}
|路線名   = 国道229号
|起点住所    = 島牧郡島牧村字大平
|管理者   =  
|起点北緯    = 42.724037
|施工者   =  
|起点東経    = 140.073334
|工事費   =  
|終点住所    = 島牧郡島牧村字大平
|着工     =  
|終点北緯    = 42.723943
|竣工     =  
|終点東経    = 140.072460
|開通     = 1923(大正12)年12月
|20万図名    = 岩内
|閉鎖     =  
|5万図名     = 寿都
|現況     = 廃止・東側坑口は崩落
|2.5万図名    = 永豊
|長さ      = 56.5m
|用途         = 道路
|総幅員   =  
|路線名       = {{準地方費道18号江差岩内線}}(-1954)<BR>{{2級国道229号小樽江差線}}(1953-1965)<BR>{{一般国道229号}}(1965-)
|高さ      = 4.5m
|管理者       =  
|坑門型式 =  
|施工者       =
|掘削工法 =  
|設計者      =  
|覆工     = コンクリートブロック・木
|工事費       = 不明
|舗装     =
|着工         =  
|照明     =  
|竣工         = 1923(大正12)年12月
|換気の方式=  
|開通         =  
|排水の方式=  
|閉鎖         =  
|現況         = {{廃止}}<BR>東側坑口は崩落
|延長        = 56.50m
|内空断面画像 = 道路
|内空断面画像2=
|総幅員       =
|車道幅員    = 3.00m - 4.50m
|中央高      = 4.75m
|建築限界高  =
|有効高      = 3.50m
|電化/非電化 =
|軌道数      =
|軌間        =
|起点坑門型式 =
|終点坑門型式 =  
|掘削工法     =  
|覆工         = Coブロック<BR>木
|舗装         = 未舗装
|照明         =
|換気        =
|排水        =
|トンネル等級 =  
|非常用設備  =  
|注釈        =
}}
}}
 
'''永豊1号トンネル'''は島牧村大平にあったトンネル。[[大平]]トンネル旧道にあまたあるトンネルのうち最も北に位置する。東側坑口は崩落により閉塞しているが、西側坑口は開口している。覆工はコンクリートブロックが主であるが、西側では木を組んでアーチとしている。
永豊1号トンネルは島牧村大平にあったトンネル。[[大平]]トンネル旧道にあまたあるトンネルのうち最も北に位置する。東側坑口は崩落により閉塞しているが、西側坑口は開口している。覆工はコンクリートブロックが主に、西側では木を組んでアーチとしている。


== 木工覆工 ==
== 木工覆工 ==
古いトンネルの内面は素掘りを除くと覆工の材料はコンクリート・煉瓦が大多数を占めるが、ごく少数木が使用されたこともある。木による覆工は建設コストの安さ・工期の短縮・施工の容易さの3つの利点のため、仮工事や北海道の鉄道黎明期に見られた。しかし木は腐るためおよそ3年で交換を要し、蒸気機関車の煤煙で火災の危険もあり採用は少ないようである。アメリカでは木工覆工の焼失により煉瓦もしくは石による覆工をし直している。北海道で現存する木工覆工は本トンネル、永豊1号トンネルが唯一の例か。
古いトンネルの内面は素掘りを除くと覆工の材料はコンクリート・煉瓦が大多数を占めるが、ごく少数木が使用されたこともある。木による覆工は建設コストの安さ・工期の短縮・施工の容易さの3つの利点のため、仮工事や北海道の鉄道黎明期に見られた。しかし木は腐るためおよそ3年で交換を要し、蒸気機関車の煤煙で火災の危険もあり採用は少ないようである。アメリカでは木工覆工の焼失により煉瓦もしくは石による覆工をし直している。北海道で現存する木工覆工は本トンネル、永豊1号トンネルが唯一の例か。
{{デフォルトソート:なかとよいちこう}}
[[Category:100m未満のトンネル|57]]
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2023年12月27日 (水) 22:19時点における最新版

ながとよいちごう
永豊1号

北海道 トンネルwiki ID:254853

坑内の木工覆工
坑内の木工覆工

基礎情報
振興局
Temp map shiribeshi subpref.png 後志
総合振興局
起点
住所 島牧郡島牧村字大平
座標 42.724037,140.073334
終点
住所 島牧郡島牧村字大平
座標 42.723943,140.072460
図名
20万 5万 2.5万
岩内 寿都 永豊
用途 道路
路線名 準地方費道18号江差岩内線(-1954)
2級国道229号小樽江差線(1953-1965)
一般国道229号(1965-)
工事費 不明
竣工 1923(大正12)年12月
現況 廃止
東側坑口は崩落
延長 56.50m

Temp cross section road.png
総幅員
=(N/A)
車道幅員
=3.00m - 4.50m
中央高
=4.75m
有効高
=3.50m
建築限界高
=(N/A)
覆工 Coブロック
舗装 未舗装

永豊1号トンネルは島牧村大平にあったトンネル。大平トンネル旧道にあまたあるトンネルのうち最も北に位置する。東側坑口は崩落により閉塞しているが、西側坑口は開口している。覆工はコンクリートブロックが主であるが、西側では木を組んでアーチとしている。

木工覆工

古いトンネルの内面は素掘りを除くと覆工の材料はコンクリート・煉瓦が大多数を占めるが、ごく少数木が使用されたこともある。木による覆工は建設コストの安さ・工期の短縮・施工の容易さの3つの利点のため、仮工事や北海道の鉄道黎明期に見られた。しかし木は腐るためおよそ3年で交換を要し、蒸気機関車の煤煙で火災の危険もあり採用は少ないようである。アメリカでは木工覆工の焼失により煉瓦もしくは石による覆工をし直している。北海道で現存する木工覆工は本トンネル、永豊1号トンネルが唯一の例か。