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{{基礎情報
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|よみ     = ひやみず
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|名称     = 冷水
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|振興局   = 後志総合振興局
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|路線名   = 北海道道36号余市赤井川線
|起点住所    = 余市郡仁木町
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|施工者   = 大林・札建特定建設工事共同企業体
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|着工     = 2008(平成20)年10月
|終点北緯    = 43.114259
|竣工     = 2011(平成23)年11月
|終点東経    = 140.820238
|開通     = 2012(平成24)年2月20日11:30
|20万図名    = 岩内
|閉鎖     =  
|5万図名     = 仁木
|現況     = 現役
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|用途         = 道路
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|路線名       = {{北海道道36号余市赤井川線}}
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|施工者       = 大林・札建特定建設工事共同企業体
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|着工         = 2008(平成20)年10月
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'''冷水トンネル'''は赤井川村・余市町・仁木町に跨る冷水峠にあるトンネル。
'''冷水トンネル'''は赤井川村・余市町・仁木町に跨る冷水峠にあるトンネル。


赤井川村には二重の環状陥没地形があり、内側を赤井川カルデラ・外側を余市川カルデラと呼ばれる。赤井川カルデラは内径6-7kmで内側との比高は100-400mである。カルデラの南側には外輪山が途切れ、カルデラ内の水を集めた赤井川が流出する。盆地をはさんで反対になる北側の外輪山は大黒山と元服山の峰々があり鞍部に道道36号の冷水峠が乗っ越している。
赤井川村には二重の環状陥没地形があり、内側が赤井川カルデラ・外側が余市川カルデラと呼ばれる。赤井川カルデラは内径6-7kmで内側との比高は100-400mである。カルデラの南側では外輪山が途切れ、カルデラ内の水を集めた赤井川が流出する。盆地をはさんで反対になる北側の外輪山には大黒山と元服山の峰々があり鞍部に道道36号の冷水峠が乗っ越している。


冷水峠は標高約344m。1887(明治20)年頃に狩分け道として徒歩道が築かれ、いくつか世代を重ねた後現在の車道が出来上がったが、急カーブが連続し、冬季は雪により通行止めになることもしばしばあった。しかしカルデラ内に小売店が僅少で経済活動は峠の向こうの余市町に依存しているところもあり、峠道のトンネル化が持ち上がった。峠のうち急坂・急カーブが集まるサミット前後約4.5kmの道のりを2,550mまで短縮し、冷水トンネルが中核をなす。トンネルの開通により旧道は即日冬季通行止めとなったが、現在に至るまで廃止はされていない。
冷水峠は標高約344m。1887(明治20)年頃に刈分け道として徒歩道が築かれ、いくつか世代を重ねた後現在の車道が出来上がったが、急カーブが連続し、冬季は雪により通行止めになることもしばしばあった。しかしカルデラ内に小売店が僅少で経済活動は峠の向こうの余市町に依存しているところもあり、峠道のトンネル化が持ち上がった。峠のうち急坂・急カーブが集まるサミット前後約4.5kmの道のりを2,550mまで短縮し、冷水トンネルが中核をなす。トンネルの開通により旧道は即日冬季通行止めとなったが、現在に至るまで廃止はされていない。
 
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2022年4月13日 (水) 12:55時点における最新版

ひやみず
冷水

北海道 トンネルwiki ID:244521
基礎情報
振興局
Temp map shiribeshi subpref.png 後志
総合振興局
起点
住所 余市郡仁木町
座標 43.123849,140.828354
終点
住所 余市郡赤井川村字日ノ出
座標 43.114259,140.820238
図名
20万 5万 2.5万
岩内 仁木 仁木
用途 道路
路線名 北海道道36号余市赤井川線
施工者 大林・札建特定建設工事共同企業体
着工 2008(平成20)年10月
竣工 2011(平成23)年11月
開通 2012(平成24)年2月20日11:30
現況 現役
延長 1,281m

Temp cross section road.png
総幅員
=8.5m
車道幅員
=(N/A)
中央高
=(N/A)
有効高
=(N/A)
建築限界高
=(N/A)
掘削
工法
NATM


冷水トンネルは赤井川村・余市町・仁木町に跨る冷水峠にあるトンネル。

赤井川村には二重の環状陥没地形があり、内側が赤井川カルデラ・外側が余市川カルデラと呼ばれる。赤井川カルデラは内径6-7kmで内側との比高は100-400mである。カルデラの南側では外輪山が途切れ、カルデラ内の水を集めた赤井川が流出する。盆地をはさんで反対になる北側の外輪山には大黒山と元服山の峰々があり鞍部に道道36号の冷水峠が乗っ越している。

冷水峠は標高約344m。1887(明治20)年頃に刈分け道として徒歩道が築かれ、いくつか世代を重ねた後現在の車道が出来上がったが、急カーブが連続し、冬季は雪により通行止めになることもしばしばあった。しかしカルデラ内に小売店が僅少で経済活動は峠の向こうの余市町に依存しているところもあり、峠道のトンネル化が持ち上がった。峠のうち急坂・急カーブが集まるサミット前後約4.5kmの道のりを2,550mまで短縮し、冷水トンネルが中核をなす。トンネルの開通により旧道は即日冬季通行止めとなったが、現在に至るまで廃止はされていない。