「塩谷」の版間の差分

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|2.5万図名    = 小樽西部
|2.5万図名    = 小樽西部
|用途        = 道路
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|路線名      = {{国道4号}}(-1952)<BR>{{1級国道5号}}(1952-1965)<BR>{{2級国道229号小樽江差線}}(1953-1965)<BR>{{一般国道5号}}(1956-)<BR>{{一般国道229号}}(1965-)
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|施工者      =  
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238行目: 238行目:
|2.5万図名    = 小樽西部
|2.5万図名    = 小樽西部
|用途        = 道路
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282行目: 282行目:
|振興局      = {{後志}}
|振興局      = {{後志}}
|起点住所    = 小樽市塩谷2丁目
|起点住所    = 小樽市塩谷2丁目
|起点北緯    = 小樽市塩谷2丁目
|起点北緯    = 43.210325
|起点東経    = 43.210325
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|終点北緯    = 43.210353
|終点北緯    = 43.210353
|終点東経    = 140.907249
|終点東経    = 140.907249
291行目: 291行目:
|2.5万図名    = 小樽西部
|2.5万図名    = 小樽西部
|用途        = 道路
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|管理者      =  
|施工者      =  
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344行目: 344行目:
|2.5万図名    = 小樽西部
|2.5万図名    = 小樽西部
|用途        = 道路
|用途        = 道路
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|管理者      =  
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418行目: 418行目:
|中央高      = 6.94m
|中央高      = 6.94m
|有効高      =  
|有効高      =  
|建築限界高  = 4.5m<BR>(高さ制限4.3m)
|建築限界高  = 4.5m
|電化/非電化  =  
|電化/非電化  =  
|軌道数      =  
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432行目: 432行目:
|トンネル等級 = {{等級B}}
|トンネル等級 = {{等級B}}
|非常用設備  = 有り
|非常用設備  = 有り
|注釈        =  
|注釈        = 高さ制限4.3m
}}
}}
</DIV>
</DIV>
454行目: 454行目:
|2.5万図名    = 小樽西部
|2.5万図名    = 小樽西部
|用途        = 道路
|用途        = 道路
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|管理者      = 小樽開発建設部小樽道路事務所
|管理者      = 小樽開発建設部小樽道路事務所
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|施工者      =  
471行目: 471行目:
|中央高      = 6.90m
|中央高      = 6.90m
|有効高      =  
|有効高      =  
|建築限界高  = 4.5m<BR>(高さ制限4.3m)
|建築限界高  = 4.5m
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|電化/非電化  =  
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|軌道数      =  
485行目: 485行目:
|トンネル等級 = {{等級B}}
|トンネル等級 = {{等級B}}
|非常用設備  = 有り
|非常用設備  = 有り
|注釈        = 1967(昭和42)年L=175.5m伸長
|注釈        = 高さ制限4.3m<BR>1967(昭和42)年L=175.5m伸長
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}}
</DIV>
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2022年9月18日 (日) 15:56時点における最新版

この項目は、書きかけの項目です。この項目を加筆・訂正などしてくださる協力者を求めています。

塩谷トンネルは国道5号小樽市内桃内と塩谷の間にあるトンネルである。現在供用中の3代目は1本、先代の2代目には2本、1代目では7本のトンネルがある。

トンネル化以前

小樽 - 余市間は小さな坂はあれどあまり険阻ではなく、安政以後は海路より陸路の需要が高まった。そこで安政11年12月道の改修に着手し、15年に竣工した。工事の資金・労働力・敷地は沿道の住民が寄付し、建網1統ごとに約30間の工事が網元に割り当てられ、余暇に工事が進められた。塩谷 - 桃内間は塩谷丸山から伸びる尾根を越えるため短いながら山道となっていた。この道は現在でも一部が通行できる状態で残っている。

1代目

ももないだいななごう
桃内第7号

北海道 トンネルwiki ID:560673
基礎情報
振興局
Temp map shiribeshi subpref.png 後志
総合振興局
起点
住所 小樽市桃内1丁目
座標 43.209453,140.899664
終点
住所 小樽市桃内1丁目
座標 43.209837,140.901772
図名
20万 5万 2.5万
岩内 小樽西部 小樽西部
用途 道路
路線名 国道4号(-1952)
1級国道5号(1952-1965)
2級国道229号小樽江差線(1953-1965)
一般国道5号(1956-)
一般国道229号(1965-)
工事費 不明
竣工 1932(昭和7)年3月
現況 廃止
札幌方:開口
函館方:柵による閉鎖
延長 180.00m

Temp cross section road.png
総幅員
=6.10m
車道幅員
=(N/A)
中央高
=4.20m
有効高
=3.40m
建築限界高
=(N/A)
舗装 未舗装
ももないだいろくごう
桃内第6号

北海道 トンネルwiki ID:415557

札幌方坑口跡
札幌方坑口跡

基礎情報
振興局
Temp map shiribeshi subpref.png 後志
総合振興局
起点
住所 小樽市桃内1丁目
座標 43.209872,140.902271
終点
住所 小樽市桃内1丁目
座標 43.209899,140.903011
図名
20万 5万 2.5万
岩内 小樽西部 小樽西部
用途 道路
路線名 国道4号(-1952)
1級国道5号(1952-1965)
2級国道229号小樽江差線(1953-1965)
一般国道5号(1956-)
一般国道229号(1965-)
工事費 不明
竣工 1932(昭和7)年3月
現況 廃止
札幌方:崩落
函館方:わずかに開口
延長 77.50m

Temp cross section road.png
総幅員
=6.00m
車道幅員
=(N/A)
中央高
=4.20m
有効高
=3.80m
建築限界高
=(N/A)
舗装 未舗装
ももないだいごごう
桃内第5号

北海道 トンネルwiki ID:114798

函館方坑口
函館方坑口

基礎情報
振興局
Temp map shiribeshi subpref.png 後志
総合振興局
起点
住所 小樽市桃内1丁目
座標 43.209969,140.904427
終点
住所 小樽市塩谷2丁目
座標 43.210063,140.905194
図名
20万 5万 2.5万
岩内 小樽西部 小樽西部
用途 道路
路線名 国道4号(-1952)
1級国道5号(1952-1965)
2級国道229号小樽江差線(1953-1965)
一般国道5号(1956-)
一般国道229号(1965-)
工事費 不明
竣工 1932(昭和7)年3月
現況 廃止
札幌方:開口
函館方:柵による閉鎖
延長 63.50m

Temp cross section road.png
総幅員
=6.00m
車道幅員
=(N/A)
中央高
=4.10m
有効高
=3.70m
建築限界高
=(N/A)
舗装 未舗装
ももないだいよんごう
桃内第4号

北海道 トンネルwiki ID:480989

坑内の様子
坑内の様子

基礎情報
振興局
Temp map shiribeshi subpref.png 後志
総合振興局
起点
住所 小樽市塩谷2丁目
座標 43.210099,140.905548
終点
住所 小樽市塩谷2丁目
座標 43.210161,140.906117
図名
20万 5万 2.5万
岩内 小樽西部 小樽西部
用途 道路
路線名 国道4号(-1952)
1級国道5号(1952-1965)
2級国道229号小樽江差線(1953-1965)
一般国道5号(1956-)
一般国道229号(1965-)
工事費 不明
竣工 1932(昭和7)年3月
現況 廃止
開口
延長 56.50m

Temp cross section road.png
総幅員
=6.10-7.50m
車道幅員
=(N/A)
中央高
=4.50m
有効高
=3.70m
建築限界高
=(N/A)
舗装 未舗装
ももないだいさんごう
桃内第3号

北海道 トンネルwiki ID:928612
基礎情報
振興局
Temp map shiribeshi subpref.png 後志
総合振興局
起点
住所 小樽市塩谷2丁目
座標
終点
住所 小樽市塩谷2丁目
座標
図名
20万 5万 2.5万
岩内 小樽西部 小樽西部
用途 道路
路線名 国道4号(-1952)
1級国道5号(1952-1965)
2級国道229号小樽江差線(1953-1965)
一般国道5号(1956-)
一般国道229号(1965-)
工事費 不明
竣工 1932(昭和7)年3月
現況 廃止
延長 16.00m

Temp cross section road.png
総幅員
=6.10m
車道幅員
=(N/A)
中央高
=4.50m
有効高
=3.70m
建築限界高
=(N/A)
舗装 未舗装
ももないだいにごう
桃内第2号

北海道 トンネルwiki ID:947640

札幌方坑口
札幌方坑口

基礎情報
振興局
Temp map shiribeshi subpref.png 後志
総合振興局
起点
住所 小樽市塩谷2丁目
座標 43.210325,140.906836
終点
住所 小樽市塩谷2丁目
座標 43.210353,140.907249
図名
20万 5万 2.5万
岩内 小樽西部 小樽西部
用途 道路
路線名 国道4号(-1952)
1級国道5号(1952-1965)
2級国道229号小樽江差線(1953-1965)
一般国道5号(1956-)
一般国道229号(1965-)
工事費 不明
竣工 1932(昭和7)年3月
現況 廃止
函館方:崩落
札幌方:開口
延長 40.00m

Temp cross section road.png
総幅員
=6.10-6.40m
車道幅員
=(N/A)
中央高
=4.30m
有効高
=3.60m
建築限界高
=(N/A)
舗装 未舗装
ももないだいいちごう
桃内第1号

北海道 トンネルwiki ID:133199

札幌方坑口
札幌方坑口

基礎情報
振興局
Temp map shiribeshi subpref.png 後志
総合振興局
起点
住所 小樽市塩谷2丁目
座標 43.210303,140.907633
終点
住所 小樽市塩谷2丁目
座標 43.210603,140.908469
図名
20万 5万 2.5万
岩内 小樽西部 小樽西部
用途 道路
路線名 国道4号(-1952)
1級国道5号(1952-1965)
2級国道229号小樽江差線(1953-1965)
一般国道5号(1956-)
一般国道229号(1965-)
工事費 不明
竣工 1932(昭和7)年3月
現況 廃止
函館方:崩落
札幌方:開口
延長 75.00m

Temp cross section road.png
総幅員
=6.10m
車道幅員
=(N/A)
中央高
=4.50m
有効高
=3.70m
建築限界高
=(N/A)
覆工 Co巻立
舗装 未舗装

2代目

かさいわ
笠岩

北海道 トンネルwiki ID:499688

札幌方坑口
札幌方坑口

基礎情報
振興局
Temp map shiribeshi subpref.png 後志
総合振興局
起点
住所 小樽市桃内1丁目
座標 43.209227,140.899352
終点
住所 小樽市桃内1丁目
座標 43.209622,140.903901
図名
20万 5万 2.5万
岩内 小樽西部 小樽西部
用途 道路
路線名 一般国道5号
一般国道229号
管理者 小樽開発建設部小樽道路事務所
施工者 地崎組
大林組
工事費 1億8200万円
着工 1966(昭和41)年3月
竣工 1966(昭和41)年12月
閉鎖 2021(令和3)年3月20日14:45
現況 廃止
延長 370.0m

Temp cross section road.png
総幅員
=9.25m
車道幅員
=7.0m
中央高
=6.94m
有効高
=(N/A)
建築限界高
=4.5m
坑門
型式
起点 面壁
終点 面壁
掘削
工法
矢板
底設導坑先進上部半断面
覆工 Co T=40cm
舗装 Co T=25cm
照明 ナトリウム×63
換気 自然
排水 サイドドレーン
等級
Temp tunnel class B.png
非常用
設備
有り
高さ制限4.3m
しおや
塩谷

北海道 トンネルwiki ID:403240

坑内の急カーブ
坑内の急カーブ

基礎情報
振興局
Temp map shiribeshi subpref.png 後志
総合振興局
起点
住所 小樽市桃内1丁目
座標 43.209731,140.904561
終点
住所 小樽市塩谷2丁目
座標 43.210345,140.911079
図名
20万 5万 2.5万
岩内 小樽西部 小樽西部
用途 道路
路線名 1級国道5号(-1965)
2級国道229号小樽江差線(-1965)
一般国道5号(1965-)
一般国道229号(1965-)
管理者 小樽開発建設部小樽道路事務所
工事費 1億1800万円
着工 1959(昭和34)年11月
竣工 1960(昭和35)年11月
閉鎖 2021(令和3)年3月20日14:45
現況 廃止
延長 365m(-1967)
540.5m(1967-)

Temp cross section road.png
総幅員
=9.50m
車道幅員
=6.50m
中央高
=6.90m
有効高
=(N/A)
建築限界高
=4.5m
坑門
型式
起点 面壁
終点 面壁
掘削
工法
矢板
覆工 Co T=40cm
舗装 Co T=25cm
照明 ナトリウム×81
換気 自然
排水 サイドドレーン
等級
Temp tunnel class B.png
非常用
設備
有り
高さ制限4.3m
1967(昭和42)年L=175.5m伸長

3代目

しおや
塩谷

北海道 トンネルwiki ID:437191
基礎情報
振興局
Temp map shiribeshi subpref.png 後志
総合振興局
起点
住所 小樽市桃内1丁目
座標 43.208953,140.898601
終点
住所 小樽市塩谷2丁目
座標 43.210052,140.911455
図名
20万 5万 2.5万
岩内 小樽西部 小樽西部
用途 道路
路線名 一般国道5号
一般国道229号
管理者 小樽開発建設部小樽道路事務所
施工者 大林・福津特定建設工事共同企業体
設計者 ダイヤコンサルタント
着工 2015(平成27)年度
開通 2021(令和3)年3月20日15:00
現況 現役
延長 1,063.00m

Temp cross section road.png
総幅員
=10.00m
車道幅員
=8.00m
中央高
=(N/A)
有効高
=(N/A)
建築限界高
=(N/A)
掘削
工法
NATM
覆工 Co

2代目開通以降海岸の崖は特に整備されずしばらく放置されたが、2007(平成19)年4月の大雨が原因の崖崩れがきっかけで始まった赤土の海への流出が深刻となり、漁業への影響が出たため土砂の除去や仮護岸工事を行った。これ以外にも波の浸食が激しく2代目トンネルに危険が及ぶおそれが出た。2代目トンネルは狭隘化・老朽化し、坑内の急カーブの問題もあったことから内陸側に3代目トンネルを建設する運びとなった。

この事業は「塩谷防災工事」として2011(平成23)年度に着手し、新たな塩谷トンネルを核とし前後の1.5kmを新道に付け替えた。新道は3種2級の2車線で設計速度は60km/h、総事業費は約70億円。2015(平成27)年度トンネルが着工、2019(令和元)年9月20日には坑内で貫通式が催された。

2021(令和3)年3月20日11:00より余市側の坑口で開通式が開かれ、12:00に通り初めが行われた。14:45に切り替え区間をすべて通行止めとし、15分間の切り替え作業ののち15:00供用開始した。