「滝の澗」の版間の差分
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== 1代目 == | == 1代目 == | ||
{{基礎情報 | {{基礎情報 | ||
|よみ | |よみ = たきのま | ||
|名称 | |名称 = 滝ノ澗 | ||
|画像 | |画像 = 20130820114626DSC_0472.JPG | ||
|画像説明 | |画像説明 = 余市方坑口 | ||
|振興局 | |地図 = | ||
| | |振興局 = 後志総合振興局 | ||
|20万図名 | |起点 = 余市郡余市町字潮見町<BR>43.248172, 140.717638 | ||
|5万図名 | |終点 = 余市郡余市町字豊浜町<BR>43.247907, 140.712714 | ||
|2.5万図名 = 豊浜 | |20万図名 = 岩内 | ||
|用途 | |5万図名 = 古平 | ||
|路線名 | |2.5万図名 = 豊浜 | ||
|管理者 | |用途 = 道路 | ||
|施工者 | |路線名 = 2級国道229号小樽江差線(-1965)<BR>一般国道229号(1965-) | ||
|設計者 | |管理者 = | ||
|工事費 | |施工者 = | ||
|着工 | |設計者 = 小樽開発建設部 | ||
|竣工 | |工事費 = 2900万円 | ||
|開通 | |着工 = 1951（昭和26）年12月 | ||
|閉鎖 | |竣工 = 1954（昭和29）年10月 | ||
|現況 | |開通 = | ||
| | |閉鎖 = | ||
|総幅員 | |現況 = 廃止、Co塗固 | ||
| | |延長 = 414m | ||
|坑門型式 | |総幅員 = 6.00m | ||
|掘削工法 | |車道幅員 = 5.50m | ||
|覆工 | |軌間・軌道数 = | ||
|舗装 | |中央高 = 5.04m | ||
|照明 | |建築限界高 = 4.0m | ||
| | |有効高 = | ||
| | |電化/非電化 = | ||
|坑門型式 = 面壁 | |||
|掘削工法 = | |||
|覆工 = Co | |||
|舗装 = Co | |||
|照明 = ナトリウム×20 | |||
|換気 = 自然 | |||
|排水 = サイドドレーン | |||
|トンネル等級 = C | |||
|非常用設備 = 無し | |||
|注釈 = | |||
}} | }} | ||
1948（昭和23）年ついに海岸道路を築造する事業が着工し、1958（昭和33）年10月竣工した。この事業ではほかに[[梅川]]、[[ワッカケ]]、[[豊浜]]、[[古平]]の各トンネルが掘られた。滝ノ澗トンネルは1951（昭和26）年豊浜町側から掘削開始し、68mまで掘進したが年内に工事は一旦中止。1953（昭和28）年5月再開し12月に貫通、1954（昭和29）年10月に竣工した。この時の延長は385mである。1957（昭和32）年2月7日早朝、豊浜側の坑口付近ががけ崩れが発生し春から坑口を巻き立て・延長する工事が行われ、これは1958（昭和33）年竣工しトンネルの延長は414mとなった。 | 1948（昭和23）年ついに海岸道路を築造する事業が着工し、1958（昭和33）年10月竣工した。この事業ではほかに[[梅川]]、[[ワッカケ]]、[[豊浜]]、[[古平]]の各トンネルが掘られた。滝ノ澗トンネルは1951（昭和26）年豊浜町側から掘削開始し、68mまで掘進したが年内に工事は一旦中止。1953（昭和28）年5月再開し12月に貫通、1954（昭和29）年10月に竣工した。この時の延長は385mである。1957（昭和32）年2月7日早朝、豊浜側の坑口付近ががけ崩れが発生し春から坑口を巻き立て・延長する工事が行われ、これは1958（昭和33）年竣工しトンネルの延長は414mとなった。 | ||
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== 2代目 == | == 2代目 == | ||
{{基礎情報 | {{基礎情報 | ||
|よみ | |よみ = たきのま | ||
|名称 | |名称 = 滝の澗 | ||
|画像 | |画像 = 20130820121540DSC_0512.JPG | ||
|画像説明 | |画像説明 = 余市方坑口 | ||
|振興局 | |地図 = | ||
| | |振興局 = 後志総合振興局 | ||
|20万図名 | |起点 = 余市郡余市町字潮見町<BR>43.242061, 140.725586 | ||
|5万図名 | |終点 = 余市郡余市町字豊浜町<BR>43.247160, 140.711343 | ||
|2.5万図名 = 豊浜 | |20万図名 = 岩内 | ||
|用途 | |5万図名 = 古平 | ||
|路線名 | |2.5万図名 = 豊浜 | ||
|管理者 | |用途 = 道路 | ||
|施工者 | |路線名 = 一般国道229号 | ||
|設計者 | |管理者 = | ||
|工事費 | |施工者 = 岩田・大林特定建設工事共同企業体 | ||
|着工 | |設計者 = | ||
|竣工 | |工事費 = | ||
|開通 | |着工 = | ||
|閉鎖 | |竣工 = 2000（平成12）年3月 | ||
|現況 | |開通 = 2000（平成12）年 | ||
| | |閉鎖 = | ||
|総幅員 | |現況 = 現役 | ||
|高さ | |延長 = 1,320.5m | ||
|坑門型式 | |総幅員 = 10.25m | ||
|掘削工法 | |車道幅員 = 7.0m | ||
|覆工 | |軌間・軌道数 = | ||
|舗装 | |中央高 = | ||
|照明 | |建築限界高 = 4.7m | ||
| | |有効高 = | ||
| | |電化/非電化 = | ||
|高さ = 4.70m | |||
|坑門型式 = | |||
|掘削工法 = NATM | |||
|覆工 = Co | |||
|舗装 = Co | |||
|照明 = ナトリウム×307 | |||
|換気 = | |||
|排水 = | |||
|トンネル等級 = A | |||
|非常用設備 = 有り | |||
|注釈 = | |||
}} | }} | ||
国道229号の余市町 - 共和町間は狭隘なトンネルの老朽化と落石などの危険を回避するため1989（平成元）年、延長23.5kmを3種2級規格に整備する「積丹防災」事業が着手した。滝の澗トンネルは滝の澗工区（L=7.8km）として着工し、トンネルは2代目へと切り替えられた。滝の澗工区は他に[[梅川]]、[[ワッカケ]]、[[豊浜]]、[[沖歌]]のトンネルが新トンネルに切り替えられた。 | 国道229号の余市町 - 共和町間は狭隘なトンネルの老朽化と落石などの危険を回避するため1989（平成元）年、延長23.5kmを3種2級規格に整備する「積丹防災」事業が着手した。滝の澗トンネルは滝の澗工区（L=7.8km）として着工し、トンネルは2代目へと切り替えられた。滝の澗工区は他に[[梅川]]、[[ワッカケ]]、[[豊浜]]、[[沖歌]]のトンネルが新トンネルに切り替えられた。 | ||
2020年9月24日 (木) 14:34時点における版
滝の澗トンネルは国道229号余市町 - 古平町間にある滝ノ澗ノ岬を貫くトンネル。
余市と古平の間の海岸は険しい断崖に阻まれ海岸道路が設置できず、沢町から古平まではかろうじて海岸に道路が敷かれたが、それ以外は1908（明治41）年の車道の開削以来、陸上交通は山道に頼っていた。山道の延長は1里23町59間、冬季は通行止め、滝ノ澗ノ岬の山側に名称不明のトンネルが1本あった。
1代目
たきのま
滝ノ澗
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1948（昭和23）年ついに海岸道路を築造する事業が着工し、1958（昭和33）年10月竣工した。この事業ではほかに梅川、ワッカケ、豊浜、古平の各トンネルが掘られた。滝ノ澗トンネルは1951（昭和26）年豊浜町側から掘削開始し、68mまで掘進したが年内に工事は一旦中止。1953（昭和28）年5月再開し12月に貫通、1954（昭和29）年10月に竣工した。この時の延長は385mである。1957（昭和32）年2月7日早朝、豊浜側の坑口付近ががけ崩れが発生し春から坑口を巻き立て・延長する工事が行われ、これは1958（昭和33）年竣工しトンネルの延長は414mとなった。
2代目
たきのま
滝の澗
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国道229号の余市町 - 共和町間は狭隘なトンネルの老朽化と落石などの危険を回避するため1989（平成元）年、延長23.5kmを3種2級規格に整備する「積丹防災」事業が着手した。滝の澗トンネルは滝の澗工区（L=7.8km）として着工し、トンネルは2代目へと切り替えられた。滝の澗工区は他に梅川、ワッカケ、豊浜、沖歌のトンネルが新トンネルに切り替えられた。