「伏古別」の版間の差分

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|名称      = 伏古別(2代目)
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|画像      = 20091212094934PC123756.JPG
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|画像説明  = 白老方坑口(左)<BR>右は2代目
|画像説明  = 白老方坑口(左)<BR>右は1代目
|振興局    = 胆振総合振興局
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|都市      = 白老郡白老町字虎杖浜
|都市      = 白老郡白老町字虎杖浜

2020年5月12日 (火) 22:43時点における版

伏古別トンネルは室蘭本線の登別駅 - 虎杖浜駅間にある鉄道トンネル。旧線2本、現在線1本の合計3本がある。

1代目

ふしこべつ
伏古別(1代目)

白老方坑口(右) 左は2代目
白老方坑口(右)
左は2代目

基礎情報
振興局 胆振総合振興局
図名
20万 5万 2.5万
苫小牧 登別温泉 登別温泉
用途 鉄道
路線名 室蘭線(-1906)
室蘭本線(1906-)
着工 1890(明治23)11月6日
竣工 1892(明治25)2月18日
開通 1892(明治25)年8月1日
閉鎖 1980(昭和55)年7月8日
現況 廃止、開口、一部埋戻
覆工 レンガ
側壁:イギリス積み
アーチ:長手積み


北海道では空知の炭鉱と小樽の積出港を結ぶ線として、初の本格的な鉄道が開かれたが、続いて空知から室蘭港へ至る室蘭線(現在の室蘭本線)が敷かれた。開通したのは1892(明治25)年8月1日。

2代目

ふしこべつ
伏古別(2代目)

白老方坑口(左) 右は1代目
白老方坑口(左)
右は1代目

基礎情報
振興局 胆振総合振興局
図名
20万 5万 2.5万
苫小牧 登別温泉 登別温泉
用途 鉄道
路線名 室蘭線(-1906)
室蘭本線(1906-)
開通 1926(大正15)年6月25日
閉鎖 1980(昭和55)年7月8日
現況 廃止、開口、一部埋戻
覆工 レンガ


室蘭本線は輸送量増強のため複線化した。伏別古トンネルは1代目の南隣に単線の2代目を建設し、1代目と2代目で上下線を分担し、登別駅 - 敷生(現竹浦)駅間は1926(大正15)年6月25日に複線として使用を開始した。

3代目

ふしこべつ
伏古別(3代目)

登別方坑口と通過する貨物列車
登別方坑口と通過する貨物列車

基礎情報
振興局 胆振総合振興局
図名
20万 5万 2.5万
苫小牧 登別温泉 登別温泉
用途 鉄道
路線名 室蘭本線
工事費 25億円
開通 1980(昭和55)年7月8日
現況 現役
覆工 Co


従来非電化であった伏古別トンネルは電化に合わせて新たに掘りなおすこととなった。新たなトンネルは複線型で旧トンネルの南に設けられた。非常に軟弱な地盤であったが1979(昭和54)年7月5日に貫通し1980(昭和55)年7月8日に開通した。