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2020年3月3日 (火) 15:36時点における版

種前トンネルは国道229号、寿都町の有戸漁港付近にあるトンネル。

1代目

ありと
有戸

基礎情報
振興局 後志総合振興局
図名
20万 5万 2.5万
岩内 歌棄 歌棄
用途 道路
路線名 準地方費道18号江差岩内線(-1954)
2級国道229号小樽江差線(1953-1965)
一般国道229号(1953-)
工事費 不明
着工 不明
竣工 不明
開通 不明
現況 改修して2代目へ
覆工 素掘り


寿都から日本海岸を通り磯谷郡に至る道が1882(明治15)年までに開削された。しかしこの頃はまだトンネルは存在しなかったようで1928(昭和3)年の地形図にはまだ記載がない。1947(昭和22)年に撮影された空中写真では存在している。

2代目

たねまえ
種前

蘭越方坑口
蘭越方坑口

基礎情報
振興局 後志総合振興局
図名
20万 5万 2.5万
岩内 歌棄 歌棄
用途 道路
路線名 2級国道229号小樽江差線(-1965)
一般国道229号(1965-1987?)
寿都町道(1987?-)
設計者 小樽開発建設部
工事費 500万円
着工 1962(昭和37)年10月
竣工 1963(昭和38)年6月
現況 廃止・開口
覆工 Co一部鉄骨補強付
舗装 未舗装のちAs
照明 なし


狭小で素掘りの1代目を拡張し2代目が建設された。

3代目

たなまえ
種前

寿都方坑口 右が3代目、左が2代目
寿都方坑口
右が3代目、左が2代目

基礎情報
振興局 後志総合振興局
図名
20万 5万 2.5万
岩内 歌棄 歌棄
用途 道路
路線名 一般国道229号
施工者 佐々木、太洋、大木共同企業体
工事費 6億6700万円(事業全体)
着工 1986(昭和61)年
竣工 1987(昭和62)年12月
現況 現役
掘削
工法
矢板
覆工 Co
舗装 Co
照明 ナトリウム灯×121個


2代目は車道幅員5.5mと狭隘で前後の線形も不良であったから、トンネル前後400mを改良することとなった。3代目は断面を大きくし内部には歩道が付き、寿都方坑口には延長30mの覆道が設置され問題を解消した。