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'''厚瀬トンネル'''・'''新厚瀬トンネル'''は国道229号島牧村、厚瀬崎を貫くトンネルである。2本のトンネルがそれぞれ上下線を担っている。旧道には3本の素掘りトンネルが現存している。

== 旧道 ==
厚瀬崎の両側は海成の泥岩であるが、岬は火成岩でできており比較的侵食を受けにくい。周囲は海食棚になっているが岬周縁の陸地は切り立った岩崖となっており平坦部は極めて少ない。1898（明治31）年、寿都から島牧までの道路建設が始まり1928（昭和3）年にバスが開通している。この時厚瀬崎には寿都から島牧に向かって'''厚瀬1号'''、'''厚瀬2号'''、'''厚瀬3号'''の3本のトンネルが掘削されたと見られる。崖下は埋め立てられ石垣の護岸の上に道路が敷かれた。
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<DIV style="float:left;">
{{基礎情報
|よみ         = あっちゃせいちごう
|名称         = 厚瀬1号
|TID          = 937999
|画像         = 20151208093706DSC_0081.JPG
|画像説明     = 
|地図         = 
|振興局       = {{後志}}
|起点住所     = 島牧郡島牧村港
|起点北緯     = 42.740304
|起点東経     = 140.108256
|終点住所     = 島牧郡島牧村港
|終点北緯     = 42.740231
|終点東経     = 140.107956
|20万図名     = 岩内
|5万図名      = 寿都
|2.5万図名    = 永豊
|用途         = 道路
|路線名       = {{準地方費道18号江差岩内線}}(-1954)<BR>{{2級国道229号小樽江差線}}(1953-)
|管理者       = 
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|設計者       = 
|工事費       = 不明
|着工         = 
|竣工         = 不明
|開通         = 
|閉鎖         = 
|現況         = {{廃止}}、開口
|延長         = 23.50m
|内空断面画像 = 道路
|内空断面画像2= 
|総幅員       = 4.50m
|車道幅員     = 
|中央高       = 4.30m
|有効高       = 
|建築限界高   = 3.60m
|電化/非電化  = 
|軌道数       = 
|軌間         = 
|起点坑門型式 = 
|終点坑門型式 = 
|掘削工法     = 
|覆工         = 素掘
|舗装         = 未舗装
|照明         = 無し
|換気         = 自然
|排水         = 
|トンネル等級 = 
|非常用設備   = 
|注釈         = 
}}
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<DIV style="float:left;">
{{基礎情報
|よみ         = あっちゃせにごう
|名称         = 厚瀬2号
|TID          = 451388
|画像         = 20151208101102DSC_0229.JPG
|画像説明     = 
|地図         = 
|振興局       = {{後志}}
|起点住所     = 島牧郡島牧村栄磯
|起点北緯     = 42.740168
|起点東経     = 140.107103
|終点住所     = 島牧郡島牧村栄磯
|終点北緯     = 42.740156
|終点東経     = 140.106996
|20万図名     = 岩内
|5万図名      = 寿都
|2.5万図名    = 永豊
|用途         = 道路
|路線名       = {{準地方費道18号江差岩内線}}(-1954)<BR>{{2級国道229号小樽江差線}}(1953-)
|管理者       = 
|施工者       = 
|設計者       = 
|工事費       = 不明
|着工         = 
|竣工         = 不明
|開通         = 
|閉鎖         = 
|現況         = {{廃止}}、開口
|延長         = 9.00m
|内空断面画像 = 道路
|内空断面画像2= 
|総幅員       = 
|車道幅員     = 5.00m
|中央高       = 4.00m
|有効高       = 
|建築限界高   = 3.60m
|電化/非電化  = 
|軌道数       = 
|軌間         = 
|起点坑門型式 = 
|終点坑門型式 = 
|掘削工法     = 
|覆工         = 素掘
|舗装         = 未舗装
|照明         = 無し
|換気         = 自然
|排水         = 
|トンネル等級 = 
|非常用設備   = 
|注釈         = 
}}
</DIV>
<DIV style="float:left;">
{{基礎情報
|よみ         = あっちゃせさんごう
|名称         = 厚瀬3号
|TID          = 330965
|画像         = 20151208101704DSC_0244.JPG
|画像説明     = 
|地図         = 
|振興局       = {{後志}}
|起点住所     = 島牧郡島牧村栄磯
|起点北緯     = 42.739768
|起点東経     = 140.106599
|終点住所     = 島牧郡島牧村栄磯
|終点北緯     = 42.739715
|終点東経     = 140.106658
|20万図名     = 岩内
|5万図名      = 寿都
|2.5万図名    = 永豊
|用途         = 道路
|路線名       = {{準地方費道18号江差岩内線}}(-1954)<BR>{{2級国道229号小樽江差線}}(1953-)
|管理者       = 
|施工者       = 
|設計者       = 
|工事費       = 不明
|着工         = 
|竣工         = 不明
|開通         = 
|閉鎖         = 
|現況         = {{廃止}}、開口
|延長         = 8.00m
|内空断面画像 = 道路
|内空断面画像2= 
|総幅員       = 
|車道幅員     = 4.50m
|中央高       = 4.00m
|有効高       = 
|建築限界高   = 3.20m
|電化/非電化  = 
|軌道数       = 
|軌間         = 
|起点坑門型式 = 
|終点坑門型式 = 
|掘削工法     = 
|覆工         = 素掘
|舗装         = 未舗装
|照明         = 無し
|換気         = 自然
|排水         = 
|トンネル等級 = 
|非常用設備   = 
|注釈         = 
}}
</DIV>
<BR clear="all">

== 現道 ==
1965（昭和40）年岬の付け根を短絡する'''厚瀬トンネル'''が竣工した。当時島牧村を横断する海岸道路は茂津多岬付近が開通しておらず国道229号は島牧村で袋小路となっていた。そのため交通量は少なかったが茂津多岬の道路は1976（昭和51）年に開通し行き詰まりが解消され1996（平成8）年厚瀬崎には'''新厚瀬トンネル'''が竣工した。従来の厚瀬トンネルは江差に向かう1車線、新厚瀬トンネルは小樽へ向かう1車線に分け供用されている。
<BR clear="all">
<DIV style="float:left;">
{{基礎情報
|よみ         = あっちゃせ
|名称         = 厚瀬
|TID          = 312456
|画像         = 20150915102454DSC_0252.JPG
|画像説明     = 港側坑口
|地図         = 
|振興局       = {{後志}}
|起点住所     = 島牧郡島牧村港
|起点北緯     = 42.739255
|起点東経     = 140.110584
|終点住所     = 島牧郡島牧村栄磯
|終点北緯     = 42.737265
|終点東経     = 140.107709
|20万図名     = 岩内
|5万図名      = 寿都
|2.5万図名    = 永豊
|用途         = 道路
|路線名       = {{2級国道229号小樽江差線}}(-1965)<BR>{{一般国道229号}}(1965-)<BR>{{一般国道276号}}(1992-)
|管理者       = 小樽開発建設部
|施工者       = 
|設計者       = 小樽開発建設部
|工事費       = 6100万円
|着工         = 1964（昭和39）年5月
|竣工         = 1965（昭和40）年12月
|開通         = 
|閉鎖         = 
|現況         = {{現役}}
|延長         = 330m
|内空断面画像 = 道路
|内空断面画像2= 
|総幅員       = 6.00m
|車道幅員     = 5.50m(-1997)<BR>3.3m(1997-)
|中央高       = 
|有効高       = 
|建築限界高   = 4.50m
|電化/非電化  = 
|軌道数       = 
|軌間         = 
|起点坑門型式 = 面壁
|終点坑門型式 = 面壁
|掘削工法     = 
|覆工         = Co
|舗装         = Co
|照明         = ナトリウム×52
|換気         = 自然
|排水         = センタードレーン
|トンネル等級 = {{等級D}}
|非常用設備   = 無し
|注釈         = 
}}
</DIV>
<DIV style="float:left;">
{{基礎情報
|よみ         = しんあっちゃせ
|名称         = 新厚瀬
|TID          = 294646
|画像         = 20150915101826DSC_0240.JPG
|画像説明     = 港側坑口
|地図         = 
|振興局       = {{後志}}
|起点住所     = 島牧郡島牧村港
|起点北緯     = 42.739487
|起点東経     = 140.110445
|終点住所     = 島牧郡島牧村栄磯
|終点北緯     = 42.737557
|終点東経     = 140.107516
|20万図名     = 岩内
|5万図名      = 寿都
|2.5万図名    = 永豊
|用途         = 道路
|路線名       = {{一般国道229号}}<BR>{{一般国道276号}}
|管理者       = 小樽開発建設部
|施工者       = 
|設計者       = 
|工事費       = 13億8900万円
|着工         = 1989（平成元）年10月
|竣工         = 1996（平成8）年5月
|開通         = 
|閉鎖         = 
|現況         = {{現役}}
|延長         = 330m
|内空断面画像 = 道路
|内空断面画像2= 
|総幅員       = 7.75m
|車道幅員     = 3.25m
|中央高       = 
|有効高       = 
|建築限界高   = 4.7m
|電化/非電化  = 
|軌道数       = 
|軌間         = 
|起点坑門型式 = 面壁
|終点坑門型式 = 面壁
|掘削工法     = 
|覆工         = Co
|舗装         = Co
|照明         = ナトリウム×62
|換気         = 自然
|排水         = 
|トンネル等級 = {{等級D}}
|非常用設備   = 無し
|注釈         = 
}}
</DIV>

{{デフォルトソート:あつちやせ}}
[[カテゴリ:1000m未満のトンネル|330]]
[[カテゴリ:100m未満のトンネル|24]]
[[カテゴリ:10m未満のトンネル|9]]