見晴

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みはらし
見晴(下り)

北海道 トンネルwiki ID:223510
基礎情報
振興局
Temp map oshima subpref.png 渡島
総合振興局
起点
住所 函館市見晴町
座標 41.797599,140.808635
終点
住所 函館市高丘町
座標 41.790850,140.811584
図名
20万 5万 2.5万
函館 五稜郭 五稜郭
用途 道路
路線名 一般国道278号
函館新外環状道路
空港道路
施工者 伊藤・宮坂特定建設工事共同企業体
着工 2016(平成28)年10月
竣工 2019(平成31)年3月
開通 2021(令和3)年3月28日15:00
現況 現役
延長 799m

Temp cross section road.png
総幅員
=(N/A)
車道幅員
=(N/A)
中央高
=(N/A)
有効高
=4.50m
建築限界高
=(N/A)
掘削
工法
NATM
上半先進ベンチカット
覆工 Co
舗装 Co
等級
Temp tunnel class B.png
非常用
設備
有り

見晴トンネルは函館新外環状道路にあるトンネル。

函館新外環状道路空港道路は函館ICから函館空港ICに至る自動車専用道路で1種3級の4車線道路である。2007(平成19)年度に事業化し2009(平成21)年度に着工して、函館IC - 赤川IC(L=2.4km)は2015(平成27)年に先行して開通した。本トンネルを含む赤川IC - 日吉IC - 函館空港IC(L=7.6km)は2021(令和3)年3月28日に開通した。同時に暫定2車線だった先行開通区間は4車線の供用を開始した。函館市内の混雑を緩和し近隣都市や函館港・函館空港のアクセスの効率化、事故の低減等を目指す。

本トンネルは泥岩と脆弱な安山岩の地質により成り、土被りは最大26.5mしかなく、地表にはゴルフ場・市道・配水管・携帯基地局が存在し、沈下対策が重要となった。先進ボーリング時にFEM解析で沈下量を予測しその都度対策工を検討して施工した結果、沈下は許容値内に収めることに成功した。また覆工の出来形の計測には3Dレーザースキャナを用いるなどICTの導入が進められた。