「滝の澗」の版間の差分

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1,866 バイト追加 、 2020年5月15日 (金)
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(ページの作成:「{{stub}} == 1代目 == {{基礎情報 |よみ = たきのま |名称 = 滝ノ澗 |画像 = 20130820114626DSC_0472.JPG |画像説明 = 余市方坑口 |振…」)
 
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'''滝の澗トンネル'''は国道229号余市町 - 古平町間にある滝ノ澗ノ岬を貫くトンネル。
 
余市と古平の間の海岸は険しい断崖に阻まれ海岸道路が設置できず、沢町から古平まではかろうじて海岸に道路が敷かれたが、それ以外は1908(明治41)年の車道の開削以来、陸上交通は山道に頼っていた。山道の延長は1里23町59間、冬季は通行止め、滝ノ澗ノ岬の山側に[[名称不明]]のトンネルが1本あった。
 
== 1代目 ==
== 1代目 ==
{{基礎情報
{{基礎情報
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|2.5万図名 = 豊浜
|2.5万図名 = 豊浜
|用途      = 道路
|用途      = 道路
|路線名    = 一般国道229号
|路線名    = 2級国道229号小樽江差線(-1965)<BR>一般国道229号(1965-)
|管理者    =  
|管理者    =  
|施工者    =  
|施工者    =  
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|排水の方式= サイドドレーン
|排水の方式= サイドドレーン
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1948(昭和23)年ついに海岸道路を築造する事業が着工し、1958(昭和33)年10月竣工した。この事業ではほかに[[梅川]]、[[ワッカケ]]、[[豊浜]]、[[古平]]の各トンネルが掘られた。滝ノ澗トンネルは1951(昭和26)年豊浜町側から掘削開始し、68mまで掘進したが年内に工事は一旦中止。1953(昭和28)年5月再開し12月に貫通、1954(昭和29)年10月に竣工した。この時の延長は385mである。1957(昭和32)年2月7日早朝、豊浜側の坑口付近ががけ崩れが発生し春から坑口を巻き立て・延長する工事が行われ、これは1958(昭和33)年竣工しトンネルの延長は414mとなった。
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|着工      =  
|着工      =  
|竣工      = 2000(平成12)年3月
|竣工      = 2000(平成12)年3月
|開通      =  
|開通      = 2000(平成12)年
|閉鎖      =  
|閉鎖      =  
|現況      = 現役
|現況      = 現役
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|排水の方式=  
|排水の方式=  
}}
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国道229号の余市町 - 共和町間は狭隘なトンネルの老朽化と落石などの危険のを回避するため1989(平成元)年、延長23.5kmを3種2級規格に整備する「積丹防災」事業が着手した。滝の澗トンネルは滝の澗工区(L=7.8km)として着工し、トンネルは2代目へと切り替えられた。滝の澗工区は他に[[梅川]]、[[ワッカケ]]、[[豊浜]]、[[沖歌]]のトンネルが新トンネルに切り替えられた。


[[カテゴリ:後志総合振興局のトンネル]]
[[カテゴリ:後志総合振興局のトンネル]]
[[カテゴリ:10000m未満のトンネル|1320]]
[[カテゴリ:10000m未満のトンネル|1321]]
[[カテゴリ:NATM工法のトンネル]]
[[カテゴリ:NATM工法のトンネル]]
[[カテゴリ:現役のトンネル]]
[[カテゴリ:現役のトンネル]]
[[カテゴリ:廃止されたトンネル]]
[[カテゴリ:廃止されたトンネル]]
[[カテゴリ:国道229号]]
[[カテゴリ:国道229号]]
[[カテゴリ:2000年開通]]

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